吉備池周辺の歌碑
所在地
- 桜井市吉備230 吉備池周辺
- 近鉄大阪線大福駅を南へ 国道を越えて一つ目の辻を東へ500m
- 又は安部文殊院山門より西へ500m桜井木材団地の西側
万葉歌碑1
歌碑番号:奈良―59
碑文
金烏臨西舎 鼓聲催短命 泉路無賓主 此夕離家向 |
- 出典:懐風藻
- 作者:大津皇子
神風の 伊勢の國にも あらましを なにしか來けむ 君もあらなくに |
- 出典:万葉集 巻2-163
- 作者:大伯皇女
碑の概要
- 揮毫者:福田 恒存(評論家)
- 建碑:昭和47(1972)年11月5日
- 自然石(100×125)枠取凹磨(58×42)
- 「萬葉二千三百碑」の本では、「奈良―59」と「上代」の番号が付いているが、一つの碑であるので、奈良―59碑として扱う。
碑の場所
ギャラリー
外部リンク
- 31.きんう せいしゃにて・・・ - 桜井市観光協会 桜井市の万葉歌碑
- 万葉集 巻2-163 - WikiSource
万葉歌碑2
歌碑番号:奈良―60
碑文
もゝつたふ 磐余の池に 鳴く鴨を 今日み見てや 雲かくりなむ |
- 出典:万葉集 巻3-416
- 作者:大津皇子
碑の概要
- 揮毫者:中河 幹子(歌人)
- 建碑:昭和47(1972)年11月5日
- 自然石(100×80)枠取凹磨(62×38)
碑の場所
ギャラリー
外部リンク
- 32.ももづたふ磐余の池に・・・ - 桜井市観光協会 桜井市の万葉歌碑
- 万葉集 巻3-416 - WikiSource
万葉歌碑3
歌碑番号:奈良―61
碑文
うつそみの 人なるわれや 明日よりは 二上山を いろせとわが見む |
- 出典:万葉集 巻2-165
- 作者:大伯皇女
碑の概要
- 揮毫者:小倉 遊亀(日本画家)
- 建碑:昭和53(1978)年10月
- 自然石(109×115)枠取凹磨(68×33)
碑の場所
- 吉備池の西堤 #万葉歌碑2の堤道を西へすぐ
- 上の地図の
ギャラリー
外部リンク
- 33.うつそみの人なる吾や・・・ - 桜井市観光協会 桜井市の万葉歌碑
- 万葉集 巻2-165 - WikiSource
脚注
参考文献
- 田村泰秀、富田敏子 編『萬葉二千三百碑』万葉の大和路を歩く会、2018年、10頁。