箸中周辺の歌碑
所在地
- 桜井市箸中
万葉歌碑1
歌碑番号:奈良―12
碑文
足引きの 山かも高き 巻向の 岸の小松に み雪降りけり |
- 出典:万葉集 巻10-2313
- 作者:人麻呂歌集
碑の概要
- 揮毫者:岡 潔(数学者)
- 建碑:昭和47(1972)年11月5日
- 自然石(76×70)枠取凹磨(25×28)
碑の場所
- 桜井市箸中409地先 道路西側沿い
- 大兵主神社周辺の歌碑#万葉歌碑1より南東へ170m
- 上の地図の
ギャラリー
外部リンク
- 06.あしひきの山かも高き・・・ - 桜井市観光協会 桜井市の万葉歌碑
- 万葉集 巻10-2313の原文、訓読など - WikiSource
万葉歌碑2
歌碑番号:奈良―11
碑文
あしひきの 山川の瀬の 響るなべに 弓月が嶽に 雲立ち渡る |
- 出典:万葉集 巻7-1088
- 作者:人麻呂歌集
碑の概要
- 揮毫者:鹿児島 寿蔵(歌人・工芸家)
- 建碑:昭和47(1972)年11月5日/刻 昭和47(1972)年2月28日
- 自然石(127×77)
碑の場所
- 桜井市箸中438
- #万葉歌碑1より20m南へ三叉路を西へ50m。道路の北側の植込み内
- 上の地図の
ギャラリー
外部リンク
- 05.弓月が嶽に 雲立ち渡る・・ - 桜井市観光協会 桜井市の万葉歌碑
- 万葉集 巻7-1088の原文、訓読など - WikiSource
万葉歌碑3
歌碑番号:奈良―13
碑文
痛足河 河浪立ちぬ 巻向の 由槻が嶽に 雲居立てるらし [白文表記] |
- 出典:万葉集 巻7-1087
- 作者:人麻呂歌集
碑の概要
- 揮毫者:棟方 志功(版画家)
- 建碑:昭和47(1972)年11月6日
- 自然石(95×70)枠取凹磨(69×54) 歌文のほか余白に風景画を刻む
碑の場所
- 桜井市箸中351の南側
- #万葉歌碑2より東へ200m。県道南側の穴師川沿いの竹薮内
- 上の地図の
ギャラリー
外部リンク
- 07.あなし河 河浪たちぬ・・・ - 桜井市観光協会 桜井市の万葉歌碑
- 万葉集 巻7-1087の原文、訓読など - WikiSource
万葉歌碑4
歌碑番号:奈良―14
碑文
巻向の 山邊響みて 行く水の みなあわの如し 世のひと吾は |
- 出典:万葉集 巻7-1269
- 作者:人麻呂歌集
碑の概要
- 揮毫者:市原 豊太(仏文学者)
- 建碑:昭和47(1972)年11月5日/刻 昭和壬子如月吉日
- 自然石(75×100)枠取凹磨(32×52)碑には「真庭恭 書」と署刻
碑の場所
- 桜井市箸中351の東側
- #万葉歌碑3より東へ20m。小さな橋の手前の北側。穴師川畔
- 上の地図の
ギャラリー
外部リンク
- 08.巻向の山辺とよみて・・・ - 桜井市観光協会 桜井市の万葉歌碑
- 万葉集 巻7-1269の原文、訓読など - WikiSource
万葉歌碑5
歌碑番号:奈良―15
碑文
神山の 山邊真蘇木綿 みじか木綿 かくのみ故に 長くと思ひき |
- 出典:万葉集 巻2-157
- 作者:高市皇子
碑の概要
- 揮毫者:入江 泰吉(写真家)
- 建碑:昭和53(1978)年10月
- 自然石(80×140)枠取凹磨(31×64)
碑の場所
ギャラリー
外部リンク
- 54.神山の山辺真蘇木綿・・・ - 桜井市観光協会 桜井市の万葉歌碑
- 万葉集 巻2-157の原文、訓読など - WikiSource
脚注
参考文献
- 田村泰秀、富田敏子 編『萬葉二千三百碑』万葉の大和路を歩く会、2018年、6頁。