和爾下神社の歌碑2

    提供:ManyoWiki
    2023年9月7日 (木) 22:34時点におけるHisato Shima (トーク | 投稿記録)による版 (→‎参考文献)
    (差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

    奈良県天理市和爾下わにした神社には以下の歌碑がある。

    所在地

    • 天理市櫟本いちのもと町2430
    • 天理―奈良間のバスの櫟本バス停すぐ。又は桜井線櫟本駅東へ約1km


    鳥居横の歌碑

    歌碑番号:奈良―196

    鳥居横の歌碑

    碑文

    さす鍋に 湯沸かせ子ども 櫟津いちひつ
    檜橋ひばしよりむ きつむさむ
    [白文表記]
    • 出典:万葉集 巻16-3824
    • 作者:長意吉麻呂

    碑の概要

    • 揮毫者:写本(西本願寺本)
    • 建碑:平成12(2000)年2月
    • 自然石(123×151)左に副碑(81×200)銘板(40×150)貼付け

    ギャラリー

    所在地

    • 国道の赤鳥居内側の広場
    Google Street Viewで見る

    外部リンク

    人麻呂「歌塚」

    歌碑番号:奈良―関連A

    人麻呂「歌塚」

    碑文

    人麻呂「歌塚」

    碑の概要

    • 揮毫者:沙門元養
    • 建碑:享保17(1732)年3月18日
    • 切石(H約240) 「柿本寺僧森本宗範等建」との記述

    ギャラリー

    所在地

    • 神社の参道途中左側の広場内の大樹の下

    外部リンク

    参道の歌碑

    歌碑番号:奈良―上代1

    参道の歌碑

    碑文

    いそかみ 布留ふるを過ぎて 薦枕こもまくら 高橋過ぎ
    物多ものさはに 大宅おほやけ過ぎ 春日はるひ 春日かすがを過ぎ
    妻隠つまごも小佐保をさほを過ぎ
    玉筍たまけには いひさへ盛り
    玉?たまもひみずさへ盛り
    泣きそぼち行くも影媛かげひめあはれ
    • 出典:書紀歌謡 94
    • 作者:影媛
    いそかみ 布留ふるを過ぎて 薦枕こもまくら 高橋過ぎ
    物多ものさはに 大宅おほやけ過ぎ 春日はるひ 春日かすがを過ぎ
    妻隠つまごも小佐保をさほを過ぎ
    玉筍たまけには いひさへ盛り
    玉?たまもひみずさへ盛り
    泣きそぼち行くも影媛かげひめあはれ

    碑の概要

    • 揮毫者:清水 明峰(書家)
    • 建碑:平成2(1990)年2月18日
    • 自然石(192×111)枠取凹磨(161×88)

    ギャラリー

    所在地

    • 神社参道を拝殿の方へ進む

    外部リンク

    脚注

    参考文献

    • 田村泰秀、富田敏子 編『萬葉二千三百碑』万葉の大和路を歩く会、2018年、5頁。