和爾下神社の歌碑

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奈良県天理市和爾下わにした神社には以下の歌碑がある。

所在地

  • 天理市櫟本いちのもと町2430
  • 天理―奈良間のバスの櫟本バス停すぐ。又は桜井線櫟本駅東へ約1km
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鳥居横の歌碑

歌碑番号:奈良―196

鳥居横の歌碑

碑文

さす鍋に 湯沸かせ子ども 櫟津いちひつ
檜橋ひばしよりむ きつむさむ
[白文表記]
  • 出典:万葉集 巻16-3824
  • 作者:長意吉麻呂

碑の概要

  • 揮毫者:写本(西本願寺本)
  • 建碑:平成12(2000)年2月
  • 自然石(123×151)左に副碑(81×200)銘板(40×150)貼付け

碑の場所

  • 国道の赤鳥居内側の広場
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人麻呂「歌塚」

歌碑番号:奈良―関連A

人麻呂「歌塚」

碑文

人麻呂「歌塚」

碑の概要

  • 揮毫者:沙門元養
  • 建碑:享保17(1732)年3月18日
  • 切石(H約240) 「柿本寺僧森本宗範等建」との記述

碑の場所

  • 神社の参道途中左側の広場内の大樹の下
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参道の歌碑

歌碑番号:奈良―上代1

参道の歌碑

碑文

いそかみ 布留ふるを過ぎて 薦枕こもまくら 高橋過ぎ
物多ものさはに 大宅おほやけ過ぎ 春日はるひ 春日かすがを過ぎ
妻隠つまごも小佐保をさほを過ぎ
玉筍たまけには いひさへ盛り
玉?たまもひみずさへ盛り
泣きそぼち行くも影媛かげひめあはれ
  • 出典:書紀歌謡 94
  • 作者:影媛
いそかみ 布留ふるを過ぎて 薦枕こもまくら 高橋過ぎ
物多ものさはに 大宅おほやけ過ぎ 春日はるひ 春日かすがを過ぎ
妻隠つまごも小佐保をさほを過ぎ
玉筍たまけには いひさへ盛り
玉?たまもひみずさへ盛り
泣きそぼち行くも影媛かげひめあはれ

碑の概要

  • 揮毫者:清水 明峰(書家)
  • 建碑:平成2(1990)年2月18日
  • 自然石(192×111)枠取凹磨(161×88)

碑の場所

  • 神社参道を拝殿の方へ進む
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外部リンク

脚注

参考文献

  • 田村泰秀、富田敏子 編『萬葉二千三百碑』万葉の大和路を歩く会、2018年、5頁。