「狭井川周辺の歌碑」の版間の差分

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== 所在地 ==
== 所在地 ==
* 桜井市茅原の山の辺の道周辺  
* 桜井市茅原の山の辺の道周辺    




== 万葉歌碑1 ==
== 万葉歌碑1 ==
[[歌碑番号]]:奈良―22
[[歌碑番号]]:奈良―22
[[ファイル:富田201901-Nara-022-f.jpg|thumb|250x250px|万葉歌碑1]]
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=== 碑文 ===
=== 碑文 ===
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|{{Fontsize|large|うま酒 三輪の山 あをによし 奈良の山の …… 隠さふべしや<br>[題詞とも白文表記] }}
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* 出典:万葉集 巻1-17{{wikisource|万葉集/第一巻#01%2F0017|万葉集 巻1-17}}
* 出典:万葉集 巻1-17
* 作者:額田王
* 作者:額田王
* 揮毫者:千田 憲(国文学者)
* 揮毫者:千田 憲(国文学者)  
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* 出典:万葉集 巻1-18{{wikisource|万葉集/第一巻#01%2F0018|万葉集 巻1-18}}
* 出典:万葉集 巻1-18
* 作者:額田王
* 作者:額田王    
=== 碑の概要 ===
=== 碑の概要 ===
* 建碑:昭和44(1969)年8月24日
* 建碑:昭和44(1969)年8月24日
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* 大神神社からは山辺の道を北へ狭井川を渡り、坂を登った処
* 大神神社からは山辺の道を北へ狭井川を渡り、坂を登った処
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=== ギャラリー ===
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== 万葉歌碑2 ==
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[[歌碑番号]]:奈良―上代4
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=== 碑文 ===
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* 出典:古事記歌謡 20
* 出典:古事記歌謡 20
* 作者:神武天皇
* 作者:神武天皇    
=== 碑の概要 ===
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* 揮毫者:北岡 寿逸(経済学者)
* 揮毫者:北岡 寿逸(経済学者)
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* [[#万葉歌碑1]]の向い側の台地上
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=== ギャラリー ===
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=== 外部リンク ===
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== 万葉歌碑3 ==
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[[歌碑番号]]:奈良―上代5
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=== 碑文 ===
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* 出典:古事記歌謡 21
* 出典:古事記歌謡 21
* 作者:伊須氣余理比賣
* 作者:伊須氣余理比賣    
=== 碑の概要 ===
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* 揮毫者:月山 貞一(刀鍛冶)
* 揮毫者:月山 貞一(刀鍛冶)
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* [[#万葉歌碑2]]を南へすぐ
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=== ギャラリー ===
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=== 外部リンク ===
=== 外部リンク ===

2023年9月20日 (水) 17:37時点における版

奈良県桜井市の茅原(山辺道)には以下の歌碑がある。

所在地

  • 桜井市茅原の山の辺の道周辺


万葉歌碑1

歌碑番号:奈良―22

万葉歌碑1

碑文

うま酒 三輪の山 あをによし 奈良の山の …… 隠さふべしや
[題詞とも白文表記]
  • 出典:万葉集 巻1-17
  • 作者:額田王
  • 揮毫者:千田 憲(国文学者)
三輪山を しかも隠すか 雲だにも 心あらなふ 隠さふべしや
[題詞とも白文表記]
  • 出典:万葉集 巻1-18
  • 作者:額田王

碑の概要

  • 建碑:昭和44(1969)年8月24日
  • 自然石(195×130)枠取凹磨(133×68)

碑の場所

  • 桜井市茅原222
  • 玄賓庵裏側の歌碑を南へ500mの山辺の道沿い西側
  • 大神神社からは山辺の道を北へ狭井川を渡り、坂を登った処
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ギャラリー

万葉歌碑2

歌碑番号:奈良―上代4

碑文

茅原の しけしき小屋に 菅畳 いやさや敷きて わか二人寐し
  • 出典:古事記歌謡 20
  • 作者:神武天皇

碑の概要

  • 揮毫者:北岡 寿逸(経済学者)
  • 建碑:昭和47(1972)年11月5日
  • 自然石(90×75)枠取凹磨(51×29)

碑の場所

地図を読み込み中...

ギャラリー

外部リンク

万葉歌碑3

歌碑番号:奈良―上代5

万葉歌碑3

碑文

狭井河よ 雲立ち渡り 畝火山 木の葉さやぎぬ 風吹かむとす
  • 出典:古事記歌謡 21
  • 作者:伊須氣余理比賣

碑の概要

  • 揮毫者:月山 貞一(刀鍛冶)
  • 建碑:昭和50(1975)年
  • 自然石(110×76)枠取凹磨(67×31)

碑の場所

  • 桜井市茅原191
  • 山辺の道 狭井川の北岸 月山邸玄関前の道路
  • #万葉歌碑2を南へすぐ
地図を読み込み中...

ギャラリー

外部リンク

脚注

参考文献

  • 田村泰秀、富田敏子 編『萬葉二千三百碑』万葉の大和路を歩く会、2018年、7頁。