「大神神社外苑の歌碑」の版間の差分

提供:ManyoWiki
(ボットによる: 記事を自動取り込み)
 
(ボットによる: 記事を自動取り込み *** 存在するテキストの上書き ***)
55行目: 55行目:
* セメント製モニュメント(69×158)に陶版(30×30)を八枚貼付けそれぞれに刻載
* セメント製モニュメント(69×158)に陶版(30×30)を八枚貼付けそれぞれに刻載
* 四枚に萬葉歌 二枚に書紀歌謡 残り二枚は無刻載
* 四枚に萬葉歌 二枚に書紀歌謡 残り二枚は無刻載
* 萬葉2300碑の本では、「奈良―23」と「上代」と別の番号が付いているが、このモニュメントには萬葉歌4枚とあることなどから一つのモニュメントと判断した。
* 「萬葉二千三百碑」の本では、「奈良―23」と「上代」と別の番号が付いているが、このモニュメントには萬葉歌4枚とあることなどから一つのモニュメントと判断した。


=== ギャラリー ===
=== ギャラリー ===

2023年9月7日 (木) 22:05時点における版

奈良県桜井市の大美和苑には以下の歌碑がある。

所在地

  • 桜井市茅原191の南側 大美和苑(大神神社外苑)
  • 場所未確認「神武天皇聖蹟碑」を西へ入る。大神神社からは狭井神社前を北へ大和三山展望台・大美和苑標識を西へ入る
地図を読み込み中...
  • 大美和の杜の場所はこの辺りだと思われますが詳細位置不明


モニュメント1

歌碑番号:奈良―23

碑文

三輪山を しかも隠すか 雲だにも 情あらなも 隠さふべしや
  • 出典:万葉集 巻1-18
  • 作者:額田王
味酒を 三輪の祝が いはふ杉 手触れし罪か 君に逢ひかたき
  • 出典:万葉集 巻4-712
  • 作者:丹波大女娘子
春山は 散り過ぎぬとも 三輪山は いまだ含めり 君待ちかてに
  • 出典:万葉集 巻9-1684
  • 作者:人麻呂歌集
味酒 三輪の社の 山照らす 秋の黄葉の 散らまく惜しも
  • 出典:万葉集 巻8-1517
  • 作者:長屋王
味酒 三輪の殿の 朝戸にも 出でて行かな 美和の殿戸を
  • 出典:書紀歌謡 16
  • 作者:諸太夫尊
味酒 三輪の殿の 朝戸にも 押し開かね 美和の殿戸を
  • 出典:書紀歌謡 17
  • 作者:崇神天皇

碑の概要

  • 建碑:昭和59(1984)年12月
  • セメント製モニュメント(69×158)に陶版(30×30)を八枚貼付けそれぞれに刻載
  • 四枚に萬葉歌 二枚に書紀歌謡 残り二枚は無刻載
  • 「萬葉二千三百碑」の本では、「奈良―23」と「上代」と別の番号が付いているが、このモニュメントには萬葉歌4枚とあることなどから一つのモニュメントと判断した。

ギャラリー

碑の場所

  • 苑内の休憩所付近
  • 歌碑のGPS座標がわかる方、情報提供お願いします。

モニュメント2

歌碑番号:奈良―上代11

碑文

倭の 高佐士野を 七行く 媛女ども 誰をし枕かむ
  • 出典:古事記歌謡 16
  • 作者:大久米命
かつがつも いや先立てる 名をし 枕かむ
  • 出典:古事記歌謡 17
  • 作者:神武天皇
葦はらの しけし小屋に 菅畳 いや清敷きて わが二人寝し
  • 出典:古事記歌謡 20
  • 作者:神武天皇
狭井河よ 雲立ちわたり 畝傍山 木の葉さやぎぬ 風吹かむとす
  • 出典:古事記歌謡 21
  • 作者:伊須氣余理比賣

碑の概要

  • 建碑:昭和59(1984)年12月
  • セメント製モニュメント(69×158)に陶板(30×30)を八枚貼付け
  • 四枚に古事記歌謡を記載 四枚は無記載

ギャラリー

碑の場所

  • 北側の入口付近
  • 歌碑のGPS座標がわかる方、情報提供お願いします。

脚注

参考文献

  • 田村泰秀、富田敏子 編『萬葉二千三百碑』万葉の大和路を歩く会、2018年、7頁。